SPIRITS社員ひとりひとりの、おもてなしにかける想い

どうやって誕生日
祝ったろうかって気持ち。
今もずっと、あれをやってるんです。

飲食事業　屋台屋博多劇場　責任者

2022年新卒入社

鈴木

すずき

千紗

ちさ

悲しいときだって
顔出しに来れる店にしよう。

今は東陽町で、その前は浦安の店舗に。どちらもローカルな雰囲気というか、常連さんやご家族連れが多いんですよ。会社帰りにお店の前を通りがかった方が手を振ってくれたり、久しぶりに会った子どもたちが大きくなっているのを見たりすると、幸せな気持ちになります。昔博多劇場でアルバイトをしていた頃は、目の前のお客様のことだけに集中していました。でも今は、また来てほしいなと未来のことを考えるとか。このお客様がまた大切な人を連れてきてくれたらいいなって、まだ見ぬお客様のことを想像したりとか。まだずっと先の話ですけど、将来的には自分のお店を持てたらいいなとか。「あ、おかえり！」「千紗の顔見に店寄ったわ」くらいの、親しい会話ができる店。私、一家の社訓にある「人の喜びや悲しみを共有せよ」って言葉が好きなんです。だから楽しい空間でありつつも、落ち込んだときにもちょっと来てもらえるお店をつくりたい。悲しい気持ちにも寄り添える店がいいなって思います。

接客は知識。
がめ煮の「がめ」まで調べます。

接客は、愛嬌が大事だと思います。とは言いつつ、にこやかにしているだけじゃダメ。より多くの人を幸せにしようと思ったら、本当に必要なのは知識だと思っています。たとえば、博多劇場には、妊娠中のお客様も来られます。アルコール以外にも、生モノだって気をつけたい。他に食べちゃダメなものってなんだろう？あるいは、家族連れの方を接客するならお子様のアレルギーのことも知っておかなくてはなりません。うちで気にすべきアレルギー食材ってなんだろう？調理担当でなくとも、食材は把握するように。新メニューを出すときは、まずめっちゃ調べますね。もう、「がめ煮」の「がめ」って何だろう？まで調べます（笑）。お客様からすれば、質問した店員が答えられなかったら、不安じゃないですか。不安なまま食べる料理って美味しくないでしょ？

楽しいを仕事に、
ってよくいうでしょ。
私のことです。

中学のときバレー部で、部員の誕生日にサプライズを計画したんです。校則の範囲内で何ができるか。どう祝おうか。ライン引き用の石灰で、校庭にデッカく「おめでとう！」って書きました。もちろん先生から叱られましたね（笑）。でも悪いことをしたとは思ってません。だって部員は喜んでくれたから。いま働いているときも、多分同じ気持ちなんです。相手の喜ぶ顔が見たくて、できる限りのことをやる。喜んでくれたら、自分も嬉しい。おもてなしの本質じゃないですか？それを毎日できるんです。よく「『楽しい』を仕事に」なんて言いますよね。私のことだなって思います。