SPIRITS社員ひとりひとりの、おもてなしにかける想い

想像しろ、
家族が幸せそうに遊んでいる姿を。
僕らはどんなことが起こっても、
地域の人の居場所であり続ける。

レジャー事業　株式会社一家レジャーサービス　取締役

2010年新卒入社

湯沢

ゆざわ

光晴

みつはる

食べ物と居場所を提供する飲食店の、
何が不謹慎なんだ。

小さい頃、親戚の集まりに行くといつも食べきれないくらいの、山盛りになった料理を出してもらいました。もちろん見返りなんて求められてなくて、好きなだけ食べろ、いっぱい食べろ、と言われる。あれが、僕の感じた人生初めての「おもてなし」です。

一家へ入社してからは少し違った視点も持てるようになりました。1年目の終わり、東日本大震災が起こったときのことです。

当時所属していた千葉県の店舗は、被害の大きかった地域。水道からは黒い水が出たし、食材も入ってこなくなりました。SNSを見ると、居酒屋が営業するのは不謹慎だとする自粛ムードもあった。私たちは落ち込んでいました。しかしその時、武長社長が言った言葉を今でも思い出します。「私たちは飲食店だ」と。食べるものがない人もいる。行き場所のない人もいる。そういう人のために、飲食店である自分たちは変わらずお店を開けるべきなんじゃないかと。私たちは、店舗近隣にいる人が今何を求めているか考えました。交通網がストップしている中、お店に来ることができるスタッフを確認しました。そのときに気づいたのです。お店に来た、目の前のお客様のために尽くすことだけが、おもてなしとは限らない。見えない場所にいる誰かの困りごとに応えたいとか、地域のために貢献したいとか。一家として何かするならば、それはおもてなしと言えるし、さらなるおもてなしの可能性を感じました。

お客様に喜びと幸せを届ける。
これだけは絶対！

僕ね、新店舗の立ち上げめちゃめちゃ経験してるんですよ。２５店舗連続、月イチペースで開店させていた時期もあります。だからなのかな。自分自身でおもてなしをする立場よりも、おもてなしの新しい提供シーンをつくりたいと、次第に考えるようになりました。お店をつくるとか、事業をつくるとか。だから今やっているのは、一家の新規事業。レジャー事業です。社内で新規事業担当者を決める会議をしていた場所のすぐ近くをたまたま通りかかり、「やってみるか？」と声をかけてもらったのが僕。立ち上げ経験も多いこともあり、そのままゼロから事業を任せてもらいました。

今はBBQ施設を運営したり、自治体と共同で新規施設の計画を立てたり。新しい業態、まだ見ぬお客様にどんなことを提供できるだろうかと日々考えています。やってみたいことはたくさんあるので、ホテルを建てちゃうとか、無人島を丸ごと買い取ってレジャーランドにするとかもやってみたいですね。これまでの一家にはなかった、新しいおもてなしに出会えるかもしれません。ただし、もちろんこれまでの一家と変わらない、絶対に変えたくないこともあります。それは、何よりお客様の喜びと幸せを優先させることです。売上や短期的な流行りに流されるのではなく、そのとき一番お客様が喜んでくれることが判断基準。変わるおもてなしと、変えない幸せ。どちらも大事にできるレジャー事業でありたいです。